イルカがもう1頭増えた!?

そして、この場所からさらに少し離れた境港市竹内団地でも、今年2月に、1頭で泳ぐイルカの姿が撮影されています。

いずれも目撃地点も、2頭が住みついている場所から少し離れていて、いつも1頭です。

近くに住む人
「2頭とは別のイルカだと思いますけど。ここのイルカは基本ずっとここにいるので。新しい1頭は本当に小さくて、ひとりでキューキュー鳴いてます」

近所の人たちによると、おととしから住みつく2頭は、赤いブイの周辺や境水道で見かけることが多い一方、最近見かけるようになった1頭は、少し離れた場所で単独行動しているといいます。

鳥取県水産試験場によりますと、沖合のイルカが迷い込んでやってきた可能性があるものの、境水道付近には、セイゴやサゴシ、シラスなど小さい魚が多いため、エサが豊富な沖合から好んでやって来たとは考えにくいとのこと。

ただはっきりとした理由は不明ですが、イルカが境水道付近を好む別の理由があるのかもしれないと、担当者は話しました。

理由はよく分かりませんが、境港に住みつくイルカは、2頭から3頭に増えた可能性が高そうです。

提供 高田博文さん

イルカを見守る高田博文さん
「イルカがずっといてくれたら楽しみありますね。さらに1匹、赤ちゃんでも増えたらすごく楽しいですけどね」

境港に住み着くイルカたち。漁業者にとっては厄介者の一面もありますが、今後、見かける機会がさらに増えていくかもしれません。