ジオラマ製作を通して大学生に経験してほしかったこととは…

 (建築学部2年 前田蒼太朗さん)
 「(Q電気が止まっているのを見て?)信じられないというか、そもそも自分の常識の中に電気が止まるとかいうのは…」

 (総合政策学部2年 竹川航平さん)
 「ちょっと考えられなくて、イレギュラーな感じがしました」
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 (大学生たちに話す曺弘利さん)
 「そういう見方は初めて来たからやろうけど、わしは何回も来てるから。そうじゃないねん。(志賀さんの)最後のプライドいうことかな。(志賀さんは)いろんなことやってきて人生を生きてきて、災害あって住むところ追われたり歴史奪われたりしたらこういうことになるねん」

 曺さんはジオラマ製作を通して学生たちに、原発事故で奪われた故郷への愛着を捨てない人々と直接関わる経験を持ってほしかったのです。