シリーズ「小屋番 八ヶ岳に生きる」【第2話】
国土の7割を山が占めるという「山国」日本。
全国に350を超える有人の山小屋があると言われている。
こうした山小屋を営み、山を住処にし、山を自然を、そして登山者を守る人たち「小屋番」。
このシリーズでは、「コヤガタケ」と呼ばれるほどに山小屋が多い八ヶ岳で生きる小屋番たちの日々に迫る。
八ヶ岳を襲う「鹿の食害」と、山小屋オーナーたちの危機感
標高2,115メートルの白駒の池に向かう片側1車線のメルヘン街道。朝と夕方は鹿の楽園となる。
車を運転していると、カーブを抜ける度に鹿と出くわす。衝突するおそれがあるため、ブレーキに足を置いて細心の注意を払いながら通らないといけない。
「この間もフェンダーがやられたよ」山小屋「麦草ヒュッテ」のオーナー島立正広さんの車と鹿が衝突したのは、これが3度目となる。














