「メーデー」で“不満”たまったオリガルヒらの『反戦機運の高まり』を警戒か

ーー2人以外にも侵攻後少なくとも5人のオリガルヒが不審死をしているということで、プーチン政権からの圧力があるということでしょうか?
「なぜかというと、実はプーチン大統領にとって直近で5月1日が非常に気になっているところなんですね。5月1日はメーデーです。メーデーと言えば、赤の広場で一般労働者たちが集会を開いたり行進したりするわけです。これはロシア全土でメーデーのお祭りをするのですが、そこで反戦やプーチン大統領への批判を企業単位で参加者たちがやられると非常に困るというところで、実はプーチン大統領はこの5月をどう乗り切るかというところで、こうした見せしめ的なことを容赦なくやるということは考えられるわけなんですね」
ーーもしメーデーで本格的な反戦アピールみたいな動きが大きくなった場合は、プーチン政権のダメージや支持率低下みたいなことには繋がるんですか?
「一挙に反戦機運がロシア全土で高まる可能性があると、そこをプーチン大統領は非常に気にしているんですね」
(2022年4月29日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)