「ウイングマン」「電影少女」などの作品で知られる漫画家、桂正和さんがデビュー40周年を迎え、4月27日から初の大規模展覧会「40th Anniversary 桂正和〜キャラクターデザインの世界展〜」が開催されます。
展覧会開催にあたり本日、先行内覧会/トークショーが行われ、桂さんのほかにコスプレイヤーのよきゅーんさん、伊織もえさんが参加しました。
展覧会には、今回が初展示となる「ZETMAN」のプロトタイプマスクや、今回のために描き下ろされたイラストのほか、桂さんがこれまでに描いてきた美少女たちのイラストなど、200点余りが展示されています。

桂さんは会場に集まったファンの多さに驚きながら“本当に40年やっていて良かったなと思いますね。こんな…。本当にありがたい。40周年あんまりピンと来てない。気がつけば40年経っていました”と話し、
展覧会の見どころについて“(展示物の)コメントですね。それをよく読んでもらうと作品がどういうふうに描かれたのか見えてくる”とPRしました。

イベント終了後、展覧会で見てほしい作品を挙げて欲しいとの質問には “うーん。それは難しくて。イラストもデザインも自分で満足してないから”と話した桂さん。

今後どんな作品を描いてみたいか聞かれ、
“中途半端になっている『ZETMAN』の続きをやりたいのと、リメイクは考えてないんだけど、この歳になってそろそろ漫画が描けなくなってきたかなとなると、最終的にはもう一度『ウイングマン』も描いてみたい。リブートじゃなくて続編”と構想を明かし、
“漫画家は体力勝負なのよ”と笑いながら今後も体力が続く限りは漫画を描きたいと意欲的に語りました。
【担当:芸能情報ステーション】