小林
「32歳男性の教員は部活動の事務連絡で処分を受けた、25歳の女性教員は部活動の事務連絡と個別相談で処分を受けたということなんですね」

青山
「私的なやり取りで処分と聞きますけど、部活動の事務連絡と聞くと、ちょっとこの辺りどうなのかなという感じもしますよね」

木村さん
「みんなにすぐ周知徹底できると思ったんでしょうからね…。でもそれが禁止されてるんだったら、ダメですよね。

小林
「これなぜ、こういうルールになってしまったのか…、やはり経緯があるんですよね。
そもそも教育委員会ではこれまでも、生徒と教員がSNSでやり取りをしないように、研修や通知で指導を行っていたんですね。ところが、今年度に入ってから、わいせつ事案が例年より多く発生したということで、過去の事例なども調べてみると、その多くがSNSがきっかけだったということがわかりましたので、県教委は去年の9月から『SNSでのやり取りを懲戒処分の対象にする』ということを決めたということなんですね」

中根
「確かに教員によるわいせつ事案というのはニュースの中でもよく聞くので、生徒を守るために、こういった処分のあり方も、やむを得ないのかなとも思いますね」

小林
「一方で、この事案によって処分するというのは厳しすぎるという声もあったり、こうしたやり取りで生徒が救われる面もあるのでは…と、そういった意見もあったんです。受け止めは人それぞれのようです」