約1300年ぶりに地球に接近している「レモン彗星」の話題です。そしてもう一つ、ことし冬「三大流星群」の1つが、絶好の観測チャンスとなります。

緑色に輝く「レモン彗星」は21日、地球に最接近しました。番組では、歴史的な瞬間を捉えるべく屋上から生中継で放送しました。大型カメラもスタンバイするなど、準備まではバッチリでした。

ところが、広島市中区の上空は一面、厚い雲に覆われていて、レモン彗星を捉えることができませんでした。

呉市かまがり天体観測館 山根弘也 館長
「晴れていれば広島城の上あたりに彗星が見えていい構図で見えたのでは。10月末まで高度・明るさも保つので、あと2週間が(観測の)チャンス」