18日に広島県福山市で発生した10代の男女3人が乗る軽乗用車が崖の下に転落した事故で、意識不明の重体で病院に搬送されていた運転手の男性(18)が死亡しました。

この事故は18日、福山市新市町の走行していた軽乗用車が、道路から約20m下まで転落したものです。

軽乗用車には、10代の男女3人が乗っていて、3人ともけがをして病院に運ばれました。

このうち車を運転していた福山市に住む美容師の男性(18)は意識不明の重体で病院に運ばれましたが、21日夜、死亡が確認されたということです。同乗していた会社員の女性(19)が腕や脊椎を折る大けがを、会社員の男性(19)が軽いけがをしましたが、命に別条はありません。

現場は片側一車線の急カーブで、曲がりきれず崖の下に転落したとみられていて、警察は当時の速度など事故の詳しい原因を調べています。

【画像を見る】崖の下に転落し激しく損傷する車
【画像を見る】事故があったとみられる急カーブを調べる警察官ら(上空から)