3番4番は二刀流 バッティングもピッチングもレベルアップへ
一方、秋の四国大会準決勝で、試合を決める2塁打を放った3番のライト百々(どど)選手に、香川県大会準決勝、9回に同点打を打った4番センターの寿賀選手。勝負強いバッティングをみせる2人は、攻撃の軸となります。

実はこの2人は、ピッチャーとしてもマウンドに上がる二刀流の選手です。甲子園でもチームを引っ張りたいと、投打ともにレベルアップを図っています。

(英明 寿賀弘都選手)「バッティングも外野手もピッチャーも、どれもレベルアップに向けて、神宮大会終わってから取り組んできたので、今はその最中です」
多彩な投手陣と全員野球「お客さんがいっぱいいるんで楽しみ」

さらに右の本格派・神田投手は、秋の香川県大会の全試合で先発するなど、多彩な投手陣が揃いました。バッティングを含めて突出した選手はいないものの、全員野球で四国王者となりました。

(英明 野口隼太郎副主将)「去年みたいな爆発的な力というか、その力というのは去年より劣っている部分もあったんですけど、それをカバーするためにチーム全員がいろいろ役割に徹して、みんなで助け合いながら粘り強く勝ち進んで行けたかなと思います」

(英明 寿賀弘都選手)「楽しみです。お客さんがいっぱいいるんで、その中で自分がやるってなると、やっぱりわくわくもしますし、緊張より自分は早くしたいっていう感じです」

2018年のセンバツ以来、甲子園から遠ざかっていた英明です。厳しい冬の練習を乗り越えて待ちわびた5年ぶりの春の便りはもうすぐ届きます。