
見せてくれたのは、全日本スキー連盟主催の全国大会で獲得した、金メダルです。

「(SAJ主催大会で優勝している)上村愛子さんとかね高梨沙羅さんたちも、こういうメダルをいただいてるんですよね、世界で活躍している選手も全日本の大会でこういうメダルもらってるんだなと思うとね嬉しくなりますね本当に」
誰もがうらやむ、「日本一」の称号ですが…。
「(1回取るのだって大変なのに、それがいくつあるんでしたっけ?)いまね、11個あります」
マスターズの大会は5歳刻みでクラスが分かれていて、80歳の成田さんは今年、80歳以上のクラスで最年少。
12個目のメダル獲得へ、期待も膨らみます。
「(大会へ、体調は万全ですか?)まぁまぁ、そう言っていないと(出場の許可を)家族から出してもらえないから…、みんなと一緒にやってると楽しいですね、(身体が)少々の痛いのは忘れます」
切磋琢磨する仲間の存在が、お互いに、滑り続ける原動力の1つです。

(西山さん)「(お年を召してもちょっとずつ成長してると思いますか?)
やっぱり歳ってのはとってみなきゃわからないんだけど、やっぱり去年よりは(体力が)落ちるんですよ、落ちるんだけどその落ち方をいかに少なくするかっていうようなのが、『勝ち』になるんじゃないですかね」

目指すは、生涯現役選手!
きょうも元気にかっこよく、ゲレンデを駆け抜けています。