「少子化が進む」─ 不安が向かう先

では、頑なに否定する人はどのような思考回路を持っているのか。
満島さんはさまざまな経験から、こう分析しています。
「この日本社会に不安を抱えている人なんじゃないかと思ったりするんです」
講演の質疑応答で「LGBTQの人がいると少子化が進む」という意見をぶつけてきた人がいた、と満島さんは言います。日本の未来への漠然とした不安を、どこかにぶつけたくて矛先を向ける─そんな心理が透けて見えた、というのです。
事実を知らないまま感情だけで動く人たちにどう向き合うか、満島さん自身もまだ模索中だと言いました。
「感情ベースで動いている人たちを、どうやって違う感情に向かわせていくかっていうことも、私自身できるようにならなきゃいけないんだなと最近思ってる」














