海岸で、カラフルな謎の筒を見かけたことはないだろうか? その正体は、中国でカキ養殖に使われる大型のプラスチックブイ、通称「カキブイ」だ。近年、沖縄や奄美などの海岸に大量漂着している。あまりにも数が多いうえ、内部の空気が熱で膨張しているため、誤った方法で扱うと破裂する危険があり、海の厄介者となっている。

━━━ この記事の内容 ━━━
「環境に優しい」はずのものが大量漂着という “大迷惑”
破裂の危険も… 穴を開けてみる
安全な処理手順は?
回収と輸送、処理コストの課題
━━━━━━━━━━━━━━

海に浮かぶ無数の「カキブイ」一部が漂流か

現地「南方網」 WEBサイトより

カキブイは、中国の広東省などで幅広く使われている。かつては発泡スチロール製が主流だったが、劣化すると微細な海洋ごみとなって海を汚染することが問題となり、その対策として近年、切り替えが進んだ。