「男女のトイレが目の前に用意されたら、男子トイレを使います」

華やかな花柄のワンピースに、鮮やかなメイク。その外見から、満島てる子さんは周囲から「女子トイレに入る」と思われることがしばしばあるといいます。

ですが満島さんの性自認は「男性」。「男女のトイレが目の前に用意されたら、男子トイレを使います」と話します。

HBC北海道放送のウェブ番組『むちぞん〜無知は損する〜』

右から「Sitakke」幾島奈央編集長、満島てる子さん、HBC本間吏成アナウンサー

HBCの本間吏成アナウンサー、WEBマガジン『Sitakke(したっけ)』の幾島奈央編集長が、満島さんをゲストに迎えて、「知らないことで近くにいる人を傷つけているかもしれない」というテーマでトークしました。
《4回連載の1回目》

「無知は損しかしない」…でも、気づいていない人が多い

冒頭、本間アナは「無知は損すると思いますか?」と満島さんに尋ねました。

満島さんは「お米の研ぎ方を知らなかったから炊けなかった、みたいな無知は、典型例。でも、それ以外の無知もある」と話します。

特定のことを知らないと自覚している無知ではなく、そもそも「知らないことすら知らない」という状態。その無知が、身近な誰かを深く傷つけているかもしれません。

悪意はない。むしろ良かれと思っている。それでも、誰かを傷つけている。

今回、向き合うのは、そのような気づきにくい無知です。