日銀は先月開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表しました。委員からは次の利上げについて、時間をかけすぎず進めるべきとの意見があがっていたことがわかりました。

日銀は先月22日から23日にかけて金融政策決定会合を開き、0.75%の政策金利を据え置くことを決めました。去年12月に利上げしたばかりで、影響を見極めつつ、今後も利上げを続ける方針です。

きょう公表されたこの会合の「主な意見」によりますと、次の利上げに関しては「利上げの影響の検証にあまり長い時間をかけすぎずに、次の利上げのステップにタイミングを逃さず進むことが必要」との意見があがっていたことがわかりました。

「数か月に一度のペースで利上げを進めることが適切」という意見もあり、長い期間をあけずに次の利上げを模索する姿勢がうかがえます。

また、円安や長期金利の上昇についても意見が交わされ、「為替から物価への影響を従来以上に重視する必要がある」との意見があがっていたほか、「円安、長期金利の上昇に対する処方箋は適時適切な利上げに尽きる」との指摘もありました。

円相場は会合時点に比べればやや円高方向ではあるものの、きょうも一時155円台半ばをつけるなど円安水準が続いています。

利上げや円安の影響を見極めながら日銀が今後どのように利上げを進めるかが焦点です。