多党化時代 “中道”はどこに向かう?

その後は、単独過半数をとる政党がなくなる一方で、国民民主党や参政党などが支持を伸ばすなど「多党化」の時代を迎えます。

そうした中、立憲民主党と公明党が合流する形となった今回の新党。

改めて掲げられた「中道」について、山本教授は…

国学院大学 山本教授(日本政治)
「55年体制の頃の日本の世論は綺麗な富士山型の分布で、真ん中を好む有権者が一番多い。2010年代以降に、やや軸の中心が右側に寄っている。立憲民主党という政党は結党以来、左側の政党だという風にみなされて、政権の担い手としては不十分だとみられてしまう。これを何とか脱却したいということで(公明党と)まとまって“中道”という形になって、自民党に対抗できる有力な選択肢を作るということを優先した」

一方で、自民党からは…

自民党 鈴木俊一幹事長(16日)
「私どもは今までも政党の離合集散を見てまいりました。この政党がこれから先、一体いつまで続いていくのか、はなはだ疑問」

こう、けん制する声が出ていますが、新党「中道」は、自民党の穏健派にも合流を呼びかけているといいます。

国学院大学 山本教授(日本政治)
「今回ある程度議席を獲得できれば、将来性がある政党ということで、他の政党から移ってくる人とかも期待できる。高市総理の右側の路線について、自民党の中にも不満の声は多分ある。(自民が)選挙に勝てないということになると、かつて新進党に起こったのと同じ遠心力が、今度は自民党に働く可能性はある」

今回の“中道”は、どこへ向かうのでしょうか。