与野党ともに選挙前に方針転換?

 消費税減税をめぐるこれまでの経緯を見ていきます。昨年10月の自民・維新の連立政権合意書で「食品消費税2年間0」を「視野に検討」としていましたが、11月には「レジ改修に1年以上かかる」などと言ってトーンダウンしていました。

 ジャーナリストの武田一顕氏は「高市総理はかつて消費税“減税派”。しかし最近は後ろ向きだった」と指摘します。

 そうした中で急に衆院選での公約に浮上したのでしょうか?

 新しくできた政党「中道改革連合」が「食品消費税0」を基本政策に出してきたことが脅威と感じたから。あるいは与野党の対立軸をなくす「争点潰し」ではないかと見られます。
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・新党「中道改革連合」
 公約:恒久的に食品消費税ゼロ

・自民&維新
 公約(検討):期限を区切り食品消費税ゼロ

 ただ、中道改革連合、特に立憲民主党は参院選のときは期限を1年、長くても2年としていたことや、もともと消費税増税を決めた過去があります。

 与野党ともに選挙前に主張が変わっているのが現状です。