阪神・淡路大震災で被災 停電で人工呼吸器が使えず「手動」で命つなぐ

1995年1月17日に発生し、6434人の命が奪われた阪神・淡路大震災。
新徳さん家族が住む神戸・ポートアイランドは大規模な液状化現象により地盤沈下が起きました。家族が住んでいたマンションは無事だったものの、辺り一帯は大規模な停電に。
真弓さんの人工呼吸器は完全に止まってしまいました。
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(新徳順子さん)「停電やって言って。すぐに人工呼吸器に代わる手動式の呼吸器『アンビューバッグ』というんですけど、これをひたすら付いてる機械を外して、これでずっと(空気を)送りこんで」
外出用に持っていた携帯空気ボンベで約6時間しのぎ、その後は手動の呼吸器で空気を送り続けたといいます。発災から12時間後、ようやく電気が復旧。ところが問題は続きます。
(新徳順子さん)「水が出なくなって人工呼吸器でいうと、加湿器で送られてくる空気に湿気をかけているんですけど、タンクに水を入れられなくってしまう。湿気がないと痰が取れにくくなったり詰まりやすくなったりする。水を汲みにいくのもこの子を連れては無理で、自分だけで水を汲みにいくにしても、誰か留守番してくれる人がいないと無理」
さらにオムツなどの生活物資も底を尽きかけていました。しかし真弓さんを家に残して外出することはできません。そんな親子を助けた人がいました。














