矛盾を抱える世界最大の石油埋蔵国

ベネズエラは第二次世界大戦、その前から石油大国として知られ、アメリカの石油資本が入って開発を進めていた。石油の埋蔵量は約3000億バレルとされる。
「ベネズエラは石油の埋蔵量から見ますと、サウジアラビアを超えて世界第一位という、世界最大の石油埋蔵国と言われているところです」
野神隆之首席エコノミストはこう説明する、だがベネズエラの日々の産出量は約96万バレルに過ぎない。アメリカの2014万バレル、サウジアラビアの1086万バレルと比較すると、その差は歴然。ピーク時の1970年代には日量375万バレルを産出し、世界のトップクラスに位置していたベネズエラだが、今や世界の石油総供給量の1%にも満たない。














