
お茶の輸出も今年は過去最高となる見通しの中、影を落としたのが「トランプ関税」でした。
4月、アメリカのトランプ政権は、日本に対して24%の「相互関税」を課すと発表。その後の日米交渉で15%になったものの、二転三転するアメリカの関税政策に翻弄されました。
(東町漁協・山下伸吾 組合長)「EU、イギリスなどへの(販路を)持っているので力を入れる」
そして今年、暮らしを直撃したのが…

(記者)「こちらに積みあがった6000袋の備蓄米、いよいよ販売が始まります」

コメの高騰。コメ5キロの平均小売価格は1年で2倍を超え、政府は「備蓄米」を放出しました。
鹿児島市のスーパーでは1200人が列。
(客)「(Q何時から待った?)午前1時から」
(客)「よかった、やっと買えた」
備蓄米が食卓に…
「おいしい」
「子どもたちもよく食べるので、高くても買わないといけなかったので助かる」
新米が出回った秋以降もコメの高止まりは続いています。

ガソリン価格も高騰しました。県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は、4月に196.2円まで上昇しました。
(屋久島町民)「高いですよね、何もかも高い。コメもそうだし、助けてください誰か」
政府はガソリン税の暫定税率廃止を決め、県内では171.1円まで下がりましたが、26週連続で全国一の高値です。














