シリーズ「かごしまこの1年」。今回は鹿児島の経済です。かごしま茶の日本一などうれしいニュースに沸いた一方、トランプ関税や物価高など先行きの不透明な1年でもありました。

今年2月、長年の悲願を達成しました。去年の鹿児島の荒茶生産量が、静岡を抜いて初の日本一に。

(県茶業会議所・光村徹 専務理事)「鹿児島茶の生産は多いが、なかなかブランドというところが…ちょっとごめんなさい(涙)悲願だったもので」

業界一丸の50年越しの努力が実った、涙の日本一でした。

鹿児島中央駅で新茶ふるまいに…
(広島から)「とてもおいしい。甘みがあってとろったした感じ」
(訪日観光客)「ベリーグッド」

お茶の産地、南九州市・知覧中学校の文化祭では「お茶」をテーマにした劇を披露。

鹿児島レブナイズは、日本一を記念したユニフォームで戦いました。試合には敗れましたが、緑のユニフォームは爽やかな印象を残しました。

鹿児島は今年の一番茶の荒茶生産量でも日本一に。今年、県内の荒茶の取引価格は平成以降で最高値となりました。