岐阜県の大垣市民病院に勤務する看護師が、患者の臓器の写真をSNSに投稿していたことがわかりました。

大垣市民病院によりますと、病院に勤務する女性看護師は、ことし10月、患者の臓器の写真1枚を自身のSNSに投稿しました。

看護師のSNSアカウントは、事前に許可したフォロワーしか閲覧できず、写真は24時間で消える設定になっていて、写真に患者の名前など個人情報は含まれていなかったということです。

情報提供を受けて、病院がヒアリング調査を行ったところ、看護師はことし9月に、私用のタブレット端末を手術室に無断で持ち込み、臓器の写真を撮影したことを認めたということです。看護師は「仲間に見てもらいたいという思いで投稿した」などと説明しています。

大垣市民病院は「倫理上不適切な行為だった」として看護師を口頭で注意したということです。