「恐怖学習」の深刻な副作用
怒鳴る指導や罰走といった恐怖を与える指導【一発学習・恐怖学習】には、一時的にパフォーマンスを上げる効果があり、特に2~3年という短期間で “結果” を求められる小学生から高校生世代のスポーツで活用されがちだ。ただ、その後やってくる「バーンアウト=燃え尽き症候群」などと言った深刻な副作用を併せ持つ。さらに言えば、自身で考え行動する力(主体性)が求められる現代において、時代に逆行する人格形成の手段と言える。
一時的とはいえ効果があるから、スポハラから抜け出せない指導者。結果が出るから、そうした指導を認めてしまう一部の保護者。スポハラが無くならない構造が見えた気がした。しかしこのような指導が続けば、国内スポーツに未来は無い。














