ウルフドッグスはベストメンバーで勢い 堺ブレイザーズを撃破

 サントリーとは対照的に、ベストメンバーを揃えて日本製鉄堺ブレイザーズを撃破したのが、ウルフドッグス名古屋。1セット目を25対23でものにすると、第2セットは、チームとしての底力を発揮します

 このセットは、日本製鉄堺ブレイザーズのマシュー・アンダーソン選手の強烈なサーブに苦しんでリードを許す苦しい展開。

 しかし、セッターの深津英臣選手が「うちは、守備陣がくずれないのが強み。我慢すれば必ずチャンスがくると思っていた」と振り返ったように、強烈なサーブに対して徐々に対応していくと粘り強く戦いながら24対24のデュースに持ち込みます。

 そして、勝負どころでは、今シーズンは、日本代表でもエースを務めた宮浦健人選手と期待の若手・水町泰杜選手が大活躍、重要なポイントをしっかりととり切って、このセットを32対30でものにしました。

 これで、勢いがついたウルフドッグスは、3セット目も日本製鉄堺ブレイザーズを寄せ付けず、3対0のストレートで勝利して準決勝進出を決めました。