バレーボールの国内タイトルの一つ、天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会。全国各地区の予選を勝ち抜いたチームが参加した大会もいよいよファイナルラウンドへと突入し、12月14日(日)には準々決勝がおこなわれてベスト4が出揃いました。

連覇目指すサントリーは若手中心の布陣 

 10月から始まったSVリーグを中断して行われた今回のファイナルラウンド。

 昨年度の大会に続く天皇杯制覇を目指すサントリーサンバーズ大阪は、連戦の疲れを考慮して、ヴォレアス北海道との準々決勝ではドミトリー・ムセルスキー選手、小野寺太志選手といったベテラン陣がベンチスタートとなる若手中心の布陣。しかし、普段とは違う布陣がなかなか機能しません。

 リーグ戦では、2試合ともにストレート勝ちをおさめた相手に1、2セットを連取される苦しいスタートとなります。

 3セット目は、王者の意地をみせて取り返しますが、ヴォレアスの勢いを止めることができませんでした。4セット目を、デュースの末に失ってまさかの敗戦、連覇の夢は準々決勝でついえました。