キーマンは参政党?次の通常国会は「延長戦」
―――連立から2か月、「約束通りに物事が進まない」とお感じになることは?
吉村代表「立憲民主党・公明党は難しいだろうなと思っていました。『比例50削減』は駄目だと、“少数政党潰し”じゃないかと、やるんだったら小選挙区もやらなきゃ駄目だと、立憲民主党も公明党も言っていました。僕たちは、それに合わせて修正しましたが、同じ論調で『反対だ』ということでした。最初から反対なのでしょう。ただ、国民民主党に関しては、自民と維新が法案を出したら賛成すると玉木さんがテレビでも言っていましたので、僕らはそれに期待もするし、藤田共同代表から玉木代表に、この法案について話をしました」
「もう1つは参政党。参政党も、この参院選で議員定数削減を公約に掲げているんです。なので、この話を持って行っています。ただ、参政党は『身を切る改革ではない』と。『秘書を充実させるのだったら、ちゃんと我々も考える』と言ってくれています」
「実は、審議に入ると結構議論されることになっているんですよ。でも審議されなかったら、そこにたどり着かない。今回の国会は閉じた。でも、今の法案が終わったわけではなくて、そのまま次の通常国会にスライドするということになりましたから、次の通常国会は時間切れにはなり得ないと思います。というのは、予算を2月・3月にやったとしても、4月・5月・6月とありますから、時間切れで終了にはならない。ある意味延長戦だと僕は思っています」
―――その時のキーマンは国民民主党?
吉村代表「参政党じゃないですかね。比較的前向きに考えていただいていると、協議していて感じています」














