津波警報とは

まず、津波警報とは、津波の危険性があるときに気象庁から発表される情報です。
▼津波警報:予想される津波の最大波の高さが、高いところで1mを超え3m以下の場合
▼大津波警報:予想される津波の最大波の高さが3m以上の場合
能登半島地震や東日本大震災のときには、大津波警報も発表されていました。12月8日の青森での地震では、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報が発表されました。このとき、予想された最大の高さは3mでした。しかし、実際の観測された数値は北海道で最大50cm、青森で最大40cm、岩手県で最大70cmでした。いずれも1mに達しておらず、予想の3mとは大きく異なる結果となりました。
この結果だけ見れば、津波注意報の高さ(20cm~1mまで)でよかったのではないか、という意見を持つ人がいることも理解できます。














