【受賞者一覧】

■アスリート・オブ・ザ・イヤー
◆山西利和(愛知製鋼)
世界陸上オレゴン男子20km競歩で金メダルを獲得。日本選手団唯一の優勝で大会連覇。

■優秀選手賞ノミネート選手
◆川野将虎(旭化成)
世界陸上オレゴン男子35km競歩で銀メダルを獲得。
「今年1月に、発症した極度の貧血により、一時は全く歩けなくなってしまい、世界陸上の出場をあきらめた時もありました。たくさんの方々の支えで目標と覚悟を決め努力することができ、トレーニングや食事の改善など日々の取り組みが世界の舞台で想像以上の力を引き出すことにつながり、銀メダルという結果を残すことができたのだと思います。世界に挑戦するための競技生活を支えていただいてることに心より感謝申し上げます。より一層、成長と成熟したアスリートの姿で挑戦していけるよう、精一杯、励んで参ります」※書面でコメント

◆北口榛花(JAL)
世界陸上オレゴン女子やり投で銅メダル(日本女子のフィールド種目でオリンピック、世界選手権を通じて初のメダル)を獲得。ダイヤモンドリーグパリ大会・シレジア大会優勝。ダイヤモンドリーグファイナルで3位。

◆サニブラウン・A・ハキーム(TumbleweedTC)
世界陸上オレゴン男子100mで日本選手初入賞となる7位入賞。
「今年は収穫のあるいいシーズンにできたと思います。来年は世界陸上、24年はパリ五輪があるので、しっかり練習に励んでいい結果を残して、オリンピックにつなげていければなと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします」※VTRでコメント

■新人賞(東京運動記者クラブ選出)※年齢基準なし
◆坂井隆一郎(大阪ガス)
男子100mで日本歴代7位の10秒02をマーク。世界陸上オレゴンで準決勝に進出。
「2022年は自分にとって飛躍の年になりました。挑んだオレゴンの世界陸上では100mは準決勝で敗退、リレーでは予選で敗退と悔しい結果に終わってしまいましたが、得たものはたくさんありました。この得たものを来年のブダペストでの世界陸上、再来年のパリ五輪、その次の東京での世界陸上につなげていけるように頑張っていこうと思います」

◆福部真子(日本建設工業)
女子100mハードルで日本選手権初優勝。世界陸上オレゴンで準決勝に進出。2度の日本新記録更新(世界陸上オレゴン:12秒82、全日本実業団:12秒73)。
「はじめて世界と戦って、すごく差を感じて、悔しい気持ちでいっぱいのシーズンとなったことが二度の日本記録更新につながったと思います。来年、再来年と世界大会が続くので、どんどん世界との差を縮められるように日々、精進してまいりますので今後とも宜しくお願いいたします」

■新人賞(日本陸上競技連盟選出)※2022年12月31日時点で20歳未満
◆栁田大輝(19、東洋大学)
世界陸上オレゴン男子4×100mリレー代表。U20世界選手権カリ男子100m6位入賞、男子4×100mリレーで金メダルを獲得。「自分と同世代の選手たちが結果を残した中で自分がこうして新人賞に選ばれた事で来シーズンに向けても身が引き締まる思いです。来年以降も世界大会が続くので来年こそは個人でも世界の舞台で戦って、アスリート・オブ・ザ・イヤーに選んでもらえるような選手になってこの場に立ちたいなと思います」

◆大山藍(17、鹿児島女子高)
U20世界選手権カリ女子10000m競歩で銀メダルを獲得。女子5000m競歩U18日本記録樹立。「いまこの場に立っていることが自分にはとても信じられなくて感動しています。今まで残してきた成果の中で、中々結果がでず、悔しい思いをし、時には心が折れそうな時もありましたが、今まで努力をしてきて本当に良かったと思います。これからも目標に向かって頑張っていきたいと思います」