1年以上の試作でたどり着いた一口サイズのパイ

 開発当初、岡田さんは既存の洋菓子の製法やたこ焼きの「形」から離れられませんでした。

 (岡田正二郎さん)「丸いものにチョコレートかけて見た目がたこ焼き。(たこ焼きの)既成概念がすごく強いので、四角に行き着くのは苦労しました」

 同僚や取引先からアドバイスを受けて1年以上試作を繰り返し、たどり着いたのが一口サイズのパイ。
18時企画VTR)1_000-000301468.jpg
 (岡田正二郎さん)「(Qなぜこの形になった?)女性の方は食べられるときに、丸だと口を大きく開けないといけない。おみやげなので、口を大きく開けなくても食べられるというのがいいよねと」

 さらに、パッケージにも購入後の満足度を上げる秘密が。おみやげを配るときに嬉しい工夫です。
18時企画VTR)1_000-000442401.jpg
 (瓢月堂 岡田美佐代さん)「(Qこの形、特徴的ですよね?)社長が考えたんですけど、ハンバーガ店でポテトを食べながら『あっ!』と思ったと言っていました」

 ハンバーガーチェーンのポテトからヒントを得て作った6本入りの容器。立て置きなのでバラけず、置き場の面積もとりません。オフィスやリビングでも配りやすくなっています。