またこの日は、町内に移住したトロンボーン奏者の男性によるコンサートもあり、記念の年とあって賑やかなINAKAイルミになりました。

NPO法人江の川鐵道・森田一平さん
「(ここ)5年位で宇都井に5人の方が移住をして下さってますし(宇都井を含む)邑南町の羽須美地域全体でも20数人の人たちが移住をして来てくれています。INAKAイルミの開催中にこの(土木遺産の)認定式もすることが出来ましたし、宇都井駅の素晴らしさをいろんな意味で感じて行ける良い日になったなと思います。」

INAKAイルミを止めなかったことで、地区が人々から忘れ去られることなくボランティアら交流人口も保たれそれが移住者増加に結び付いたといいます。

これからは三江線の記憶がない世代が担い手の中心になって行くだろうINAKAイルミ。鉄道廃線後の地域の取り組みを考える大きな手がかりになりそうです。