認定式
「開業当時、日本一の高さを誇る高架橋であったとして、土木学会選奨土木遺産に認定されました。」
宇都井駅50周年ということで、イルミの開幕に合わせて開かれたのは今年、宇都井駅が土木学会から特筆すべき建築物に認定されたことを祝う式典です。その展示会場で解説していたのは島根大学鐵道研究会のメンバーです。

ジオラマ前に説明する学生
「今、走ってるトロッコはこれの車両をモチーフに造られてまして。」
客「ああ、なるほど。」
島根大学鐵道研究会・梶山裕之さん
「(廃線後7年半で)場所によっては線路がなかったり、橋が撤去されたりして、正しくもうそこに三江線があったっていう痕跡すらなくなりつつある状態なんですけど。三江線があったっていう歴史を語り継いで行くっていう意味でも、若い人が率先してやって行くのは、すごく意義があることなのかなと。」
一方、トロッコ列車に向けて発車の合図をしていたのは別の県立大生です。
島根県立大生・西川葉奈さん
「(兵庫出身で)三江線について深く知ったのが大学に入ってからなんですけれども。自分たち大学生が地域の人々にこれだけ必要とされているんだなっていう実感を持てたというか。関われて良かったなと。」














