日本側は撮影知らず? 日中協議で“中国優位”演出か

17日、事態の沈静化を探る日本は、外務省の金井アジア大洋州局長を中国に派遣。協議を終えて出てきた際には、両手をポケットに入れて尊大な態度の中国側の局長に、金井局長が頭を下げるようにして話を聞く様子が見られました。

日本側は、この場での撮影を知らされないまま、中国側が優位な関係性を演出した可能性も指摘されています。

そして、高市総理の台湾有事をめぐる答弁について、日本側は繰り返し「これまでの立場を変えるものではない」と表明していますが...

中国外務省 毛寧 報道官(20日)
「『立場に変化がない』の一言で、中国の懸念を解決することはできない。日本側は中国側の要求に真剣に対処し、誤った発言を撤回すべきだ」

無難に終えた10月末の日中首脳会談から一転、急速に悪化した日中関係。思い起こされるのは...