旧統一教会の被害者救済法案が10日、可決・成立しましたが、今回は安倍元総理の銃撃事件についてお伝えします。
安倍元総理を殺害したとして逮捕された山上徹也容疑者が、犯行の動機について語ったとされる内容が、私たちの取材でわかりました。
「母が旧統一教会に多額の献金をし、お金がなかった」「旧統一教会を恨んでいる」と語ったとされる山上容疑者。その母親と同じ時期に奈良の教区に所属し、多額の献金をしていた元信者に話を聞きました。
■山上容疑者 旧統一教会への恨み

大阪市にある大阪拘置所。安倍晋三元総理を銃撃し殺害したとして逮捕された男は、今ここで精神鑑定を受けている。
関係者によると、月に数回は弁護士の接見に応じていて、事件当時と変わらず落ち着いた様子だという。

事件から5か月が経った。裕福な家庭の次男として生まれ、高校では県内有数の進学校に進んだ山上徹也容疑者(42)が一体なぜ凶行に及んだのか?

安倍元総理を殺害したとして逮捕された山上容疑者。警察の調べに対して犯行の動機について語ったとされる内容が、私たちの取材でわかった。
山上容疑者
「母が旧統一教会に多額の献金をし、お金がなかった」
「難病の兄が十分な治療を受けられず、苦しんで自殺した」
「私も大学に行くことができなかった」
「旧統一教会を恨んでいる」