熊本地震の発生から今年4月14日で10年になります。
そのことを子ども達に伝え続ける気象予報士がいます。
10年前、何もできなかった
気象予報士の早田蛍さん(38)。 6歳から12歳まで3人の子どもを育てる母親です。

早田さん「子ども達はいつもあんな感じですね。自然の中の保育園で育ったので、こういう川とか山に連れてくると、自然と遊びを見つけてずっと遊んでいますね」
早田さんは熊本県八代市坂本町出身。自然に関わる仕事がしたいと、大学生の時に気象予報士の資格を取得しました。
そして、2016年4月。

熊本地震が起きた時、早田さんは幼い子どもと宮崎県で暮らしていました。
ふるさと熊本が大きな被害を受ける中、「何もできなかった」という思いを抱えていたと言います。
早田さん「熊本地震があったときに、資格を持っていても何もできなくて。やっぱり知識を生かせないと意味がない、悔しいなと思って。自分でも何かしたいと。自然災害から命を守るための何かができたらなと」
地震発生から3か月後、熊本に戻ってきた早田さんは、九州に住む気象予報士たちと、地域や学校で「防災教育」のワークショップを行う団体を立ち上げました。

手探りの中、地域での天気教室から始まり、学校で防災教育を行う機会も増えていったと言います。
その中で「2020年7月豪雨」に襲われたのです。














