東京・赤坂で内閣府の公用車が赤信号の交差点に進入し、7人が死傷した事故から1週間。事故の際、公用車のアクセルは全開で、速度はおよそ130キロだったことがわかりました。

先週木曜、港区赤坂で内閣府の公用車が赤信号の交差点に進入し、ワゴン車に衝突。6台が絡む事故となり、タクシーの乗客・明石昇さん(32)が死亡し、男女6人が重軽傷を負いました。

記者
「公用車は官邸を出てから、およそ30秒で赤信号の交差点に進入し、事故を起こしました」

出発から事故までわずか30秒ほど。短い時間に何が起きたのか。

捜査関係者によると、公用車は一度停止したあと、官邸前の交差点を右に曲がります。その後、下り坂を進みますが、内閣府の前辺りからアクセルは“べた踏み”に。さらに加速していきます。

事故直前にはハンドルが右におよそ45度切られ、反対車線にはみ出します。そして、ワゴン車に衝突。次々と車が巻き込まれました。

衝突の瞬間、ブレーキはかかっておらず、アクセルは全開。速度は法定速度60キロの2倍以上、およそ130キロでした。

記者
「運転操作に関する記録を取り出す作業が行われています」

きょう、実況見分が行われましたが、公用車に不具合はなかったということです。

警視庁は、重傷で入院中の公用車の運転手の回復を待って、当時の状況を聴く方針です。