レイが訓練を受けた大阪府の施設と日本スクールドッグ協会は、このほどキャリアチェンジ犬に教育現場での活躍の機会を与える包括連携協定を締結。

これまでキャリアチェンジ犬は多くが一般家庭に入っていましたが、協定をきっかけにスクールドッグが増え、子どもたちの新たな居場所が生まれることが期待されます。

生徒
「(レイが)いるから来るのがちょっと楽しみ」
「体育祭とかなら、広いところだから一緒に出たら楽しいかなと思います」

学校におけるレイの活躍の幅は生徒次第。
生徒にはレイとの触れ合いを通して
主体性を身につけてもらいたい、そんな思いもあるそうです。

開星中学校・高校 田中薫教頭
「レイ君自身が幸せになるためにここに来たので、皆さんを幸せにする道具にしてしまうと疲弊してしまうので、この子が幸せになっている学校は間違いなく生徒さんにとってもストレス少ないですし、癒される空間なんじゃないかなと思う。そういったものを、レイと一緒に作りあげてくれたらと思う」

季節は秋から冬へ。
レイと生徒たちの日々はまだ始まったばかりです。