大規模災害などで道路が寸断し、半島集落が孤立した際に使用する臨時ヘリポートが、島根県出雲市の島根半島に整備され、10日、現地で完成報告会がありました。

臨時ヘリポートができたのは、島根半島に位置する出雲市猪目町のごみ埋め立て処分場跡地です。

地震や豪雨といった大規模災害などで道路が寸断し、半島集落が孤立状態になったとき、ヘリコプターでの救助や物資輸送ができるように、出雲市が整備しました。

この日、現地では、出雲市の飯塚市長が、周辺住民に、4月から運用開始するヘリポートの完成を報告しました。

出雲市は、2024年に発生した能登半島地震や、豪雨による出雲・日御碕地区の県道の崩落で半島集落が孤立したことを受け、島根県や自衛隊と連携して、島根半島で臨時ヘリポートの設置が可能な場所を調査。

過去にも豪雨による土砂崩れで孤立したことがある猪目地区に整備しました。

出雲市 飯塚俊之市長「島根半島の防災体制。特にこの猪目地区は令和3年7月の大雨で孤立した地区でもありますので、(臨時ヘリポートは)住民のみなさん方の安心安全を確保していくことに大きく貢献できるものだと思っています」

鰐淵地区自治協会 高橋一夫会長「我々島根半島に住んでおります。何かあったら必ず孤立するんじゃないかと心配しております」「(半島孤立時に)ヘリコプターが来てもらえるということは非常に安心安全な生活ができるということで喜んでおります」

島根半島には他にも、半島孤立になり得る集落があり、出雲市では今後も順次、臨時ヘリポートを整備していくことにしています。