シリーズSDGs、地球を笑顔にするウィークです。長野県の中山間地域で野菜を育て、好きが高じてJAの正会員にもなった中学3年生がいます。彼の思いとは…
飯沼永遠さん
「安納芋です。1年かかっているので、大きくなってうれしい」
長野県安曇野市の「中学生農家」飯沼永遠さん(15)。
飯沼永遠さん
「(農業の魅力は)収穫するのもおもしろいし、種まきも『これからやるぞ』みたいな感じでおもしろい」
幼いころから父や祖父について畑へ行き、土遊びをして育ちました。
飯沼永遠さんの父 竜也さん
「手伝いしているなら、自分で野菜を作ってみればと言った。そこから始まり、周りの人も認めてくれて、それでJAの正組合員になって」
見よう見まねで野菜を育てるようになり、小学4年生のときには年間50日以上農業に従事し、JAの正組合員に。中学生になったいまも、夏場は学校から帰ると収穫に汗を流し、朝は登校前に直売所へ出荷します。
飯沼永遠さん
「(Q.きょうは何の野菜を持ってきたんですか?)ジャガイモと唐辛子です」
65歳以上がおよそ7割を占める組合員の中で、たった一人の中学生。年間20種類、およそ1万5000点と、トップクラスの出荷をしています。
買い物客
「おいしいですよ。この前、ピーマンの肉詰めにした。あっという間に終わっちゃって、おいしかったです」
永遠さんはおよそ0.5ヘクタールの畑で野菜の栽培を任されていて、近年の農薬や肥料の価格高騰にも頭を悩ませます。
飯沼永遠さん
「野菜価格は一気に上げられない。今年、少し上げた。(でもファンの人もいるし)上げづらい」
農家の高齢化や担い手の減少も他人事ではありません。
飯沼永遠さん
「この畑はネギを作っていた(近所の)おじいちゃんが耕作していた。高齢で、体や腰が悪くなっちゃって、このネギごとやってくれないかと言われた。草だらけにしちゃってももったいないし、せっかくなら、いい畑で使ってあげようという気持ちになる」
一部では農地を集約し、効率的な農業を行っているところもありますが、永遠さんは中山間地域の畑を大切にしたいと話します。
飯沼永遠さん
「平たんな所の方が簡単かもしれないけど、標高が高い所の方がおいしい野菜もできる。やりたいことができるのが、一番農業のいいところ、(農業は)自由にできるのがいいと思うので、続けようと思っています」
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