増加する年間30日以上の長期欠席 支援する取り組み
鹿児島市教育委員会は昨年度から起立性調節障害による長期欠席の人数を集計しています。

それによりますと、鹿児島市立の小中学校で起立性調節障害によって年間30日以上欠席した人数は、去年9月が60人、今年9月は82人と増えています。

(鹿児島市教育委員会児童生徒支援課 吉元利裕課長)「その子たちに適した支援を行うためには、しっかりと要因が何なのかを把握する必要がある。生徒児童に応じた支援をするように学校に伝えてある」
長期欠席の子どもたちを支援する取り組みのひとつがタブレット端末を使ったメタバース。ネット上の仮想空間の中で、短い授業動画などを見たり、学習支援員と話したりすることで、少しでも学習の遅れを取り戻すことができます。

(鹿児島市教育委員会児童生徒支援課 吉元利裕課長)「自分の生きる道をしっかり見つけられるような、希望を持たせられるような支援を(作りたい)」














