日本で最も西側に位置する鉄道の駅、長崎県平戸市田平町にある松浦鉄道の「たびら平戸口駅」に、開業90周年を記念した博物館がオープンしました。

松浦鉄道 今里晴樹社長:
「たびら平戸口駅は昭和10年8月6日に開業して以来、ことしで丸90周年を迎えることができました」

平戸島の入口にある「たびら平戸口駅」。
1935年に国鉄・伊万里線の「平戸口駅」として誕生し、JR九州の駅を経て、1988年からは松浦鉄道の駅として利用されています。
日本で最も西にある駅として地元の利用客や鉄道ファンに親しまれてきました。

31日にリニューアルオープンした駅構内の「鉄道博物館」には、実際に使われていた制服や時刻表、電車の器具などおよそ100点を解説付きで展示されています。
佐世保市内から来た20代男性:
「(松浦鉄道に)1両だけレトロの車両があってそれが好きです。レトロ風のデザインになっててシーツとかも違ってて」
愛知県から50代男性:
「「個人的には(皇族が乗る)お召し列車は好きなんで。日章旗が飾ってあったりとか。いろいろ懐かしいものが展示してあったので面白いなと思います」

駅では31日から松浦鉄道の1日乗車券またはたびら平戸口駅の「往復きっぷ」を持つ利用客に、記念の入場券を1000セット限定で配布しています。
 
   
   
  













