車内には“プロジェクションマッピング”

(記者)
「時速500キロに到達。大きな揺れはなく、スムーズに進んでいます」

東京と名古屋は約40分。ほとんどがトンネル区間で窓から景色を楽しむのは難しそうです。

そのため、車内ではプロジェクションマッピングも。実際の営業車両でも投影する方向で検討が進められています。

ただ…2035年以降となった開業時期もまだ見通せない状況で、さらに総工費も約7兆円から4兆円増えて、11兆円に膨れ上がる見通しに。

(JR東海・丹羽俊介社長)
「(総工費が)11兆円になったことについては、重く受け止めている」

こうした状況の中、実験センターでは、1日2000キロメートルの試験走行が、きょうも続いています。