「うわさで聞いた」と話す福田さん。しかし、津田さんがもう一度問いかけると…

(録音:父・福田要さん)「おやじから聞いた」「みんな知らんよ。知られたら、兵隊同士だから殺されるから言わんよ」
(津田憲一さん)
「結局一番言いたかったのは、お父さんから聞いたこと。その話が最後に出てきた」「何年経っても平和な日本でそんなことないと分かっていても、要さんはずっとそう(話すのが怖いと)思っていた」
(福田みのりさん)
「津田さんが話を聞いてくれて、そういうことが分かって、ありがとうございます」「何十年も自分の中で、心の奥にしまい込んでいたんだろうなと」

つらい戦争の記憶は、家族の間でも話すことをためらう現実がありました。














