亀田気象予報士が季節の映像をお届けする「亀ちゃんのかごしま撮った!」のコーナーです。今回は、浜田酒造のこだわり焼酎の仕込みと、蔵人の熱意を撮影してきました。

こちらは鹿児島県いちき串木野市の浜田酒造、伝兵衛蔵です。この日はこだわりの焼酎の二次仕込みが行われていました。

まず、有機栽培の黄金千貫を一つ一つ丁寧に選別し、蒸し上げます。

仕込んでいる焼酎の銘柄は「なゝこ」。原材料には、冠嶽の伏流水と、日本最古の黄こうじと酵母、そして昔ながらのかめで仕込むなど、7つのこだわりでつくる古式焼酎です。
蔵の中は焼酎造りに適した温度のため、蔵人の皆さんは、もろみを慎重に扱いつつ、額に汗を浮かべながらの作業が続きます。

(浜田酒造伝兵衛蔵 蔵人・森愛花さん)「私にとって焼酎造りは生きがい。毎日楽しみ。家でももろみのこと、こうじのことを考えている」

そして二次仕込みから2日ほどたつと…耳を澄ましてください。発酵する音が聞こえます。

二次仕込みで焼酎のうまみと香りが生まれ、2週間ほど発酵させた後、杉の木でできた木桶で蒸留し、その後熟成されます。
伝統の焼酎造りを守り続け、美味しく味わってもらいたいという蔵人魂を感じました。
※浜田酒造の「浜」は、まゆはま