大阪・関西万博はきのう10月13日に閉幕、ラストナイトは盛り上がりました。

 184日間にわたって開催された大阪・関西万博が閉幕となりました。会場ではさまざま場所でフィナーレイベントが。

 午後7時半すぎにはじまったドローンショーでは、ミャクミャクが登場するサプライズ演出。最後まで来場者を楽しませます。

 (ミャクミャク)「またどこかで会えるといいな」

 パビリオンも閉館したあとに…

 (清水麻椰アナウンサー)「閉幕まで1時間を切っていますが、イタリア館はまだまだ盛り上がっています。来館者やスタッフをみんな巻き込んでパーティーナイトです」

 午後10時に閉幕するその瞬間まで、来場者もスタッフも楽しもうとさまざまなパビリオンがイベントを行っていました。

 (来場者)「万博終わってすごくさみしいんですけど、みんながひとつになった感じがしていいなと思って」
 (来場者)「(Q閉幕まで1時間切って、この盛り上がりどうですか?)思っていた以上にどこのパビリオンもまだまだ盛り上がっているんで、ちょっと帰れるかなと心配」

 閉幕時間を過ぎても会場内には多くの人が残り、ゲートを閉めることはできません。

 (警備員)「閉場時間をすぎております。閉場時間すぎてます」

 会場が“完全閉鎖”となったあとも、ゲートの外から多くの人がスタッフに手を振るなどしていました。

 そんな大熱狂の閉幕日から一夜明けた14日、万博会場でははやくもパビリオンの展示品やパネルの解体作業が始まっていました。

 (大阪パビリオン 西野広朗広報・催事係長)「閉まって12時間くらいしかたっていないけど、こんな状態になって寂しい思いと、片づけるところまできちんとやり遂げたいなという思いもあります」

 万博会場では今後、大屋根リングの一部などが残される計画ですが、パビリオンは順次、移設や解体が進められる予定です。