イオンモール社長らの想いや考えとは?

イオンモール・大野惠司 社長:
「ただショッピングするだけでなく、地域の生活の拠点としてどう生活圏を皆さんと一緒に作っていくか取り組んでいきたい」

仙台市中心部に登場した大型商業施設。経済の専門家はイオンモール仙台上杉について、話題性も高く当面は高い集客力を発揮すると評価するものの、一過性となる可能性を指摘します。

七十七リサーチ&コンサルティング・田口庸友 首席エコノミスト:
「今、物価高で家計の実質可処分所得が伸び悩んでいる。こういった状況の中で需要が伸び続けるのは想定しづらい」

一方、周辺の小売店への影響も指摘します。

七十七リサーチ&コンサルティング・田口庸友 首席エコノミスト:
「(元々ある小売店が)日用品などで競合する場合には、そちら(イオン)に奪われてしまう。全てそこで済ませてしまうと、これまで使われていた店の売り上げが減ることが考えられる」

イオンモールによりますと、周辺の交通量は増えたものの、これまでのところ激しい交通渋滞は確認されていないということです。