今シーズン好調をキープする、女子プロサッカー・マイナビ仙台レディース。ホームでは負けなし、現在上位3強チームについで、WEリーグ4位。9月にはWEリーグ創設以来初めて、強豪・浦和レッズレディースをくだすなど、2024年最下位に甘んじたチームがリベンジに燃えています。チームを浮上に導いた、その立役者のひとりが…

マイナビ仙台レディース​ 須永純監督:
「普段はクールな感じなんですけど、情熱的で。体を張っているのに、ケガせずにやれているっていうのが、周りも見えていてクレバーな選手」

今回のヒーローは、2025年仙台にやってきた経験豊富なディフェンダー。マイナビ仙台レディース 三浦紗津紀選手。
昨シーズンWEリーグ女王に輝いた、東京ヴェルディベレーザから移籍。相手にシュートを打たせない、粘り強く闘志あふれるディフェンス。10月のベレーザ戦では、ゴール前に体を投げだす果敢なプレーでWEリーグ月間ベストディフェンス賞を受賞。昨シーズン失点数の多さに泣いたチームに、頼もしき番人がやってきました。

マイナビ仙台レディース 三浦紗津紀選手:
「(浦和レッズユースだった)高校生くらいの時に身につけたんじゃないかなと思います。フィジカルで強い選手と戦っていく中で、自分がどう生き残るかっていうのは、『これなんだな』となんとなく思いましたし」

昨シーズンの優勝チームから最下位チームへ。心に秘めるその熱い思いは…