ガイドの平均年齢は発足時は55歳でしたが、現在60歳を超え、戦後生まれの迫さんが最年長になりました。
戦争を体験したガイドはいなくなりました。

戦争体験者とそれを語り継ぐガイド、どちらも高齢化が進む現状に迫さんは危機感を持っています。
(鹿屋市平和学習ガイド 迫睦子会長)「人々の関心が80年経って、関心がまず薄れていくのもある。証言をしてくれる人がどんどん少なくなっている。80年の盛り上がりがあっただけに、先を心配している」

いまも世界では各地で戦争が続いています。戦争の記憶に触れ、平和について見つめ直す。
そのきっかけにしてほしい…。迫さんの思いです。
(鹿屋市平和学習ガイド 迫睦子会長)「歴史を知ることがとても重要、歴史を知ることはこれからを考えること。今に通じるものがいっぱいある。日本は本当に平和なのか。世界は本当に平和なのか。戦跡で考える時を持ってほしい」
戦後80年、戦争の記憶を語り継ぐためガイドの活動は続きます。














