MBCでは毎年地域の発展に貢献し、今後の活躍が期待される人たちにMBC賞を贈っています。ニューズナウではシリーズで今年の授賞が決まった3つの団体の活動を紹介します。

1回目は鹿屋市の戦跡の案内などを続ける鹿屋市平和学習ガイド・調査員連絡会です。

「一番多かったのは『お母さん』という言葉をモールス信号に託した送信が来ていた。切実になります」

鹿屋市にある串良基地跡の地下壕です。太平洋戦争当時、飛行機との連絡を行う電信室が置かれ特攻隊員の最後の通信を受け取っていました。

地元の子どもたちに語りかけるように話すのは、鹿屋市平和学習ガイド。

10年前、戦後70年の年に、鹿屋市が養成を始めました。

これまでに31人が認定されボランティアで市内の戦争にまつわる遺跡を案内しています。