熊本県ゴルフ協会長×ゴルフ初心者 スペシャル対談

後生川アナウンサーが熊本県ゴルフ協会の小杉康之会長のもとを訪ねた。
後生川)誤解を恐れずに言うと、もしかするとゴルフは今でも「お金持ちのおじさんがやるスポーツ」というイメージがあるかも知れない。
小杉会長)昔は確かにそうだったが、それは変わってきている。料金も以前の半額くらいになっている。熊本なら1プレー1万円前後。

後生川)熊本はなぜ「ゴルフ天国」「ゴルフ王国」と言われるのか?
小杉会長)熊本市近郊に車で1時間以内で行けるゴルフ場が30か所ぐらいある。東京などに比べれば、かなり気軽に行ける。まさにゴルフ天国。
ゴルフ王国と言われるのは、女子プロゴルファーの活躍が大きい。古閑美保、上田桃子、有村智恵、笠りつ子など坂田塾出身の選手たちを始め、今では竹田麗央などが活躍している。
ジュニアは無料・安価でコース練習ができる。練習場でも安価で満足するまで打てるなど、ジュニアを取り巻くゴルフ環境が他県と比べものにならないほど整っている。ゴルフ場、練習場、大会運営などの理解が深い。
後生川)ゴルフ人口の増減は?
小杉会長)ゴルフをする中心の世代が高齢なので、これから若い世代を取り込んでいかないといけない。高校の体育の授業でゴルフを紹介したりしている。
トップアマだけが出られる試合ばかりでなく、若者が楽しめるよう、アベレージゴルファーの大会も数多く開催しているのが熊本の特徴と言える。
若者の生活スタイルに合わせることもポイント。1日がかりではなく、午前中で終わって午後の時間を別に使えるとか、仕事で疲れていれば午後から1ラウンドできるとか。
また、昨今の酷暑からナイトゴルフの有効性も研究していきたい。
後生川アナ)コースデビューを控える私にエールをください
小杉会長)ゴルフは難しい、辞めたいと思うかも知れないが、それを乗り越えるファイトを持ってほしい。
私はゴルフ歴40年だが、今でもゴルフに行く前夜は遠足前のように楽しみで寝られない。一方で、スコアが悪くて何でだろうと思うこともあるが、ゴルフはそれを乗り越えようとするスポーツではないだろうか?それが面白みに変わってくるといい。
後生川アナ)コースデビュー、頑張ります!
※インタビューの様子は動画でもご覧ください