沖縄県は他県を巻き込んだ取り組みを
佐道教授は、今沖縄県に必要なことは他県と連携を図ることだと考えます。
「玉城デニー沖縄県知事が、防衛大臣の言葉について批判的にお話をされているが、それだけでいいのか。沖縄県は今こそ、例えば九州の各県の自治体とか、いろいろな所とも連携して、今のこの訓練のあり方、それから自衛隊の部隊と住民との関係のあり方、もう一度見直す必要があるのではないかということを、沖縄県単独ではなくて、いろいろな所を巻き込んでいくという、そういう時期に来ているのではないか。そのためには、沖縄県ももう少しイニシアティブをとって具体的な活動をしていくべき、そういうタイミングではないかと思っている」
今月11日から始まった日米共同訓練は過去最大規模で実施され、日米の一体化はますます進んでいくと見られます。
沖縄が戦場となることを想定した訓練にどう向き合っていくのか、県民一人ひとりが注視し考えていく必要があります。