今回取り上げるのは「ふるさと納税」です。
応援したい自治体に寄付を行うことで、自己負担2000円を除いた金額が控除されます。全国各地の自治体からの寄付に対するお礼とされる返礼品が魅力の一つで、人気を集めています。
7月に総務省から発表された2024年度のふるさと納税の統計を見ると、岩手県内でも寄付金の受入額が大きく伸びた自治体があります。その理由とは?

総務省が発表した統計によりますと、岩手県内の市町村で2024年度のふるさと納税の受入額が一番多かったのは花巻市でした。実に5年連続のトップです。

一方、前年度に比べ、ふるさと納税の額が大きく伸びた自治体のトップ3がこちら。平泉町・田野畑村・盛岡市です。
前年度比で2倍から3倍に増加しています。

担当者にその理由を聞くと、
・ふるさと納税のポータルサイトへの登録を増やした、
・新たにエキスパートの職員を配置した
・返礼品の種類を倍増させた
などそれぞれの自治体がテコ入れを行っていました。